6.産学連携支援
地域の中小企業の経営者の皆様は、自社を元気にする為に、商品やサービスの競争力強化や新事業進出を考えておられると思います。しかし、そのためには自社の保有ノウハウや技術だけでは不十分でなかなか具体化できないケースが多いと推定します。この解決策として、中小企業の産学連携が非常に有効です。今まで大学や研究所との連携は、大企業向けだとか、基礎的な技術開発中心と思われていました。最近は事業に密着した産学連携による中小企業の成功事例が増加しています。
この成功の秘訣は中小企業と大学・研究所の間を結びつけ、推進する“力のあるコーディネータ”の存在です。私たちNPOはその有力なコーディネータを保有していまして、以下のように具体的な産学連携支援を行うことができます。基本的なスタンスは、“地域中小企業側に立った支援”を行うことです。現在多くの支援機関は大学・研究所側の立場での推進が大半です。中小企業の立場にたったユニークな支援を実現いたします。
(地域企業ごとの支援):
企業からの受託にもとづいてすすめます。
1.自社の課題を提示していただき、その分析を行い、
産学連携による解決の可能性を診断する。
産学連携カルテを作成し提示します。
2.産学連携カルテに基づき、“大学・研究所”と具体折衝し、開発テーマの
具体化と推進支援を行います。
3.産学連携にかかわる契約関連の支援をします。
4.産学連携で生じた新商品事業、新事業の経営支援
(経営、販路開拓、開発管理など)をします。
5.地域中小企業の開発型補助金・助成金申請支援
(国や自治体の補助事業全般)をします。
この中で産学連携を含めてすすめるケースが多い。
製造業、サービス業で新規性の高い開発テーマを保有する企業が対象。
創業者も可能です。
(地域全般に関する支援):
NPOとして常時検討をしていますが、具体化は受託にもとづいてすすめます。
1.港区中小企業の産学連携ニーズ調査・分析(他地域の対応もいたします)
*同業種企業群、異業種企業群、組合などのニーズに対応
*ニーズ・シーズマッチング可能性調査・分析
2.中小企業に役立つ大学・研究所のシーズ調査・データベースの構築
(関東圏を中心とした広域の大学・研究所が対象)
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