経営支援は経営相談を中心に、主に港区の中小企業者の方の経営診断・財務支援・研修事業など経営基盤の安定と発展のお手伝いをいたします。
経営相談は中小企業者が抱えている様々な問題に対して、業種毎或いは相談の内容応じた専門的な知識を持つ中小企業診断士を派遣します。相談場所及び相談日時は、お客様と担当する診断士との打ち合わせにより、お互いの都合の良いように調整します。
具体的には、中小企業の営業状態、財務内容、その他(後継者問題、社長の現状認識、会社が抱えている問題等)について、聞き取り調査や決算報告書に基づく財務分析などにより的確なアドバイスを行います。
平成16年4月以降、数多くの経営相談や補助金支援等を行っており、お客様の好評を得ています。
港区立産業振興センターでの出前経営相談(無料出張相談)の業務等も行っております。
以下は、経営相談した先のほんの一例ですが具体的事例を挙げてみます。
1.(1) 相談内容:事業体制を再構築し、受注を増やしたい。
(2) 業種:サービス業(コピー・製本・データ入出力CAD製図等)
(3) アドバイス内容:
現在の3つの事業分野を分析し今後の強化事業を決めること。
従業員、経営者の危機意識と一体感を持っての業務対応が必要であります。
そのために、3つの事業の分析の仕方、損益分岐点分析の説明と
売り上げ目標数値の提示、事業計画書作成支援、営業力強化のアドバイスを
行いました。
2.(1) 相談内容:現状の分析と今後の事業展開の方向について
(2) 業種:製造業(電力用配電盤等)
(3) アドバイス内容:
自社技術力、営業力、地の利、財務力等の強み、弱みを認識すること。
社長は、経営幹部のヒヤリングを実行し、危機意識、営業方針等の共有化を
図ること。経営の短期〜中期事業計画(1〜3年)の作成が必要で、
部門別目標管理の指導、助言などを行いました。
3.(1) 相談内容:創業後の事業状況についてのフォロー
(財務分析によるチェック)
(2) 業種:小売業
(3) アドバイス内容:
売上が急激に伸びた場合、資金繰りに十分注意しないと資金ショートを
起こす可能性があります。資金繰りが非常に大切であり、
社長の頭の中のみで考えるのではなく、簡単な資金繰り表を作りこれに
基づく経営が重要であることをアドバイスしました。
また、資金繰り表の作成方法を説明し、実際に作成の支援を行いました。
4.(1) 相談内容:売上増加策と販促の方法をチェックしてほしい。
(2) 業種:飲食業
(3) アドバイス内容:
経営理念(経営者の思い)や当社のオリジナリテイを明確に
すべきであります。
お客は誰であるかターゲットを絞り込み、重点的に売り込んでいく。
経営計画を作成し、毎日及び月毎の目標売上高を設定し、チェック体制を
確立・運営していくこと。また、サービス、言葉、店構え、雰囲気、食器、
メニューは食材の研究、立地条件の特性を活かして、
店内のイメージアップと口コミによる宣伝を行うようアドバイスしました。