特定非営利法人東京都港区中小企業経営支援協会NPOみなと経営支援


●2013年10月 「中小企業経営者&個人事業主だから使える!Facebookの裏技」

●2013年10月 「中小企業経営者&個人事業主だから使える!Facebookの裏技」

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2013年10月 「中小企業経営者&個人事業主だから使える!Facebookの裏技」

中小企業診断士:大森渚

メールはohmori@oju-consulting.comまで願います。


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私は、中小企業診断士として独立して3年目、現在はWEBや印刷物による販売促進を専門とし、いろいろな中小企業や個人事業のコンサルティングを行っています。
2013年の春からはホームページやパンフレットの企画制作を行う家族経営の小さな小さな会社を立ち上げ、社長業も始めることになりました。

そんな私ですが、実はmixi、Twitter、Facebookと渡り歩いてきたSNSオタク。
私の20代半ばからの人生は、SNSなしでは語れません。
SNSに夢中になりすぎて困ったことも、逆にSNSに助けられたこともあります。
Facebookについては、2007年に登録、利用歴は6年になります。
その中で、Facebookの利用法の裏技をいくつか発見したので、みなさまにお伝えします。
※SNS=ソーシャルネットワークサービス。人と人とのつながりを媒介するWEBサービス。

1)「3種の神器」は徹底的に磨く!

Facebookの「3種の神器」と言えば、「プロフィール写真」「カバー写真」「基本データ」。

「プロフィール写真」は自分を示すアイコンとなる正方形の画像、
「カバー写真」は自分のページに表示される横長の画像、
「基本データ」はプロフィール写真の下(または右)に表示される勤務先や出身校、居住地等を表す文字データです。

そのうち、「プロフィール写真」は、自分の投稿に付随して必ず表示されるものなので、かなり気を遣う必要があります。顔がはっきり分かる、明るい笑顔の写真を選びましょう。

次に、「カバー写真」。プロフィール写真がお店のロゴマークだとしたら、カバー写真はお店の看板です。
自分のページの一番上に表示される目立つものなので、こちらも気を遣う必要があります。
いつも必ず見られるものではないので、少し遊びを持たせてもいいかもしれません。

ちなみに私は、あえて普段の自分と180度違うイメージの画像を入れています。
カバー写真を選ぶときに、気をつけなくてはいけないのは、「かなり横長の画像」が必要になるということです。
カバー写真は横:縦がおよそ8:3になるので、通常に撮影した写真では中途半端に切れてしまいます。
プロに頼む時にはかなり横長で使いたいというオーダーをした方がいいですし、
ご自身で撮影する際も縦横比に気をつけたほうがいいでしょう。

次に、「基本情報」です。基本情報については、
プライバシーに関わる部分のため公表できる範囲の情報に限定してもよいかと思いますが、
できるだけ多くの情報を入れておいた方が、ビジネス活用のためには有利です。

なぜかというと、基本情報の項目の一つ一つにはリンクがついており、共通の情報を持つ人をつなげる機能があるからです。
また、ある程度の情報を開示することで、あなたが実在の人物であり、信頼できるバックグラウンドがあることが明らかになります。

2)新規の訪問前に「いいね!」を押しておく

私は、新規のお客様やビジネスパートナーになり得る方を訪問する前には、必ずFacebookページ(企業や団体のページ)をチェックして「いいね!」を押すようにしています。
お客様やビジネスパートナーの会社が小規模な場合、代表者がFacebookページを管理していることも多く、「さっき『いいね!』を押してくれましたね」と言っていただけることもあり、気持ちよく会話をスタートできるからです。

3)名刺交換した方には、その日のうちにメッセージ&友達申請

名刺交換した人にすぐにご挨拶のメールをお送りすれば、後からお仕事につながる可能性が格段に増えます。

…とはいえ、会合やパーティーから帰ってきた後でパソコンを立ち上げてメールを送るのは、なかなか億劫なもの。
さらに翌日になると、日々の仕事に追われてなかなか連絡できなくなってしまいます。
そんな時には、Facebookで名刺交換した方の名前を検索して、その日のうちにメッセージを送れば、簡単に挨拶をすることができ、メールを送る負担も軽くなります。

また、Facebookのメッセージであれば短い文章の方が好まれますので、短い文章にしてしまっても失礼にはあたりません。
もちろん、この方法は相手がFacebookに登録しているのが前提で、なおかつフラットな関係性が築けそうな相手に限定した方が良いでしょう。

4)他社の商品・サービスを紹介する

Facebookに投稿する時、ついつい自分自身のアピールや、自社の商品・サービスのことばかり書いてしまいがちです。
それでも問題ないのですが、それではFacebookを使っている効果が半減してしまいます。

自分や自社のことばかりでなく、ぜひお世話になっている他社の商品やサービスも紹介してみましょう。
他社に感謝していただけると同時に、次はあなたの会社を紹介しようと思っていただけるかもしれません。

5)URL(ホームページアドレス)の自動表示機能は最大限活用する

Facebookを使っている方なら、URL(ホームページアドレス)を入力すると、投稿画面の下に「サムネイル(写真)」「タイトル(ホームページのタイトル)」「説明(ホームページの説明)」が自動的に出てくることに気づいたことがあるかもしれません。
もしご自身でホームページやネットショップをお持ちなら、この機能を使わない手はありません。

私は、Facebookのビジネスにおける一番の効用は、「ホームページやネットショップへの流入の窓口を作れること」だと言ってもよいと思っています。
URLを入力するだけで簡単にホームページの紹介ができる便利な機能を、生かさない手は無いと思います。

いかがでしたでしょうか?

ついつい何気なく使ってしまうFacebookですが、実はビジネスに役立つ使い方が沢山あります。
営業秘密や個人情報の流出リスク等、Facebookを巡る問題は多数ありますが、そのような点に注意しつつも上手に活用していきたいですね!

中小企業診断士 社会保険労務士:大森渚

メールはohmori@oju-consulting.comまで願います。



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