特定非営利法人東京都港区中小企業経営支援協会NPOみなと経営支援


●2011年12月「スマートフォンとタブレットの活用が経営を変える」

●2011年12月「スマートフォンとタブレットの活用が経営を変える」

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2011年12月 「スマートフォンとタブレットの活用が経営を変える!!」

中小企業診断士 五嶋裕士

メールはhgoto@marvelousbrain.comまで願います。


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現在、数多くの雑誌、新聞、テレビ等のメディアにおいてスマートフォンやタブレットについての特集が組まれているのを多く目にするようになりました。皆様も通勤時や電車の中でスマートフォンを触っている方が増えたなと思われているのではないでしょうか?

なぜ現在多くの方々がスマートフォンやタブレットを使用するようになったのでしょうか?

私のコラムでは、なぜ多くの方々がスマートフォンやタブレットを使用するようになったのか、それらを活用することで享受できるメリットを経営の視点から簡潔にご説明させて頂きます。

スマートフォンやタブレットを活用して享受できる最大のメリットは、業務の効率化です。

スマートフォンとタブレットを使用した業務効率化方法を以下にご説明致します。
スマートフォンとタブレットとは意識することなくインターネットに常に繋がり、さまざまな情報を取得出来ると共に、アプリケーションを追加するなどして複数の用途に使える電子機器のことであり、総称してスマートデバイスとも呼ばれております。

スマートデバイスの特徴としては、以下のことがあげられます。
 @ 指で触って操作できる
 A 液晶画面が大きくて見やすい
 B 起動が早い
 C インターネットが活用しやすい
 D 好きなアプリケーションを追加することができる
 E クラウドサービスが活用しやすい

特に、D、Eがこれまでの携帯端末との大きな違いであり、スマートデバイスの強みでもあります。スマートデバイスは、携帯電話+多機能コンピューターという機能を持ち合わせすることで上記特徴という、これまでのコンピューターと異なった機能を進化させ、それらが業務効率化の為のツールとして活用されるきっかけになりました。

しかしながらスマートデバイスをただ使用するだけでは業務効率化を実施することはできません。業務の効率化を進めていく上では、クラウドサービスと上手に活用することが必要となります。

尚、そのクラウドサービスを通勤時間、移動時間等という隙間時間に上手に使用することで、業務の効率化のメリットを最大限享受することが可能となります。

クラウドサービスで使用すべきサービスとは@Google、ADropBox、BSNSの3つになります。

特に業務効率化では@、Aを使用するこが多いので、@、Aについては詳しく説明致します。

まずGoogleのサービスですが、大きく以下の6つのサービスを無料提供しております。
@ウェブ検索、A画像検索、B動画検索、C地図検索、Dニュース閲覧、Eメールです。

業務効率化に使用する主なサービスはEのメールでございます、
こちらのサービスを活用することでいつどこでも会社のメールアドレスに来たメールを確認することが可能となり、また会社のメールアドレスから返事を返信することも可能となります。

ソフトバンクの孫正義氏は以下のような発言をされております。『朝出社して最初の業務がメールの確認及び、返信ということではいけない。ビジネスのスタート時点からつまずいている。』※出典:softbaks Day 2010

ソフトバンクの孫正義氏は隙間時間を活用しメール確認及び返信作業をすることで、会社滞在時にはすぐに業務遂行ができる体勢をつくると言いたかったのだと思います。このように隙間時間を活用することで業務の効率化を行うことができます。

2つめであるDropBoxとは、自身のコンピューター内情報と相手方のコンピューター内情報を共有できるクラウドサービスです。

通常情報の共有にはメール用の情報配信及び受信システムを使用すると思いますが、DropBoxを使用することで、メールの配信作業がなくなり、メールを配信しなくとも情報共有が可能となります。尚、情報共有は2人だけではなく、何人とも共有するが可能です。

他にも各人のスケジュールが共有できるサービスや自身の興味がある情報を簡単に記憶させておけるサービス、電話会議を安価でできるサービス等、クラウドサービスと活用することでこれまで実施する為には多額な資金を必要としていたサービスが基本無料で使用できるようになり、それらを上手に活用することで業務の効率化ができるようになりました。

現在多くの企業様においてスマートデバイスが使用されるようになり、多くの現場で活用されております。特に現在業績を伸ばされている企業様ほど早期にスマートデバイスの導入を実施しております。

会社経営時にコンピューターの導入が必要のようにこれからはスマートデバイスの導入が会社経営の標準化になり、スマートデバイス導入こそが業務の効率化を可能とし、企業の生産性を向上されるのです。

今後、必ず人口が減少する日本市場においては、競合他社との競争が激化し、企業はより生産性の向上が求められることは必至であります。スマートデバイスは導入し使用することで、企業の生産性を向上させ企業様の成長に繋げて頂ければと思います。

中小企業診断士 五嶋裕士

メールはhgoto@marvelousbrain.comまで願います。


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