会社の健康診断のすすめ
創業者が今の状況まで会社を成長させてきたのは、
創業者自信の能力と人一倍、いや十倍の努力の賜物でしょう。
しかし、時代にマッチしていた事も忘れてはいけません。
努力と時代の要請が一致していたからこそ、努力が成果となり
会社の発展となって表れているのではないでしょうか。
しかし、時代は常に変化しています。
しかも、そのスピードは年々早くなっています。
例えば、パソコンの世界では、Windows 95以前と現在の12〜13年間で、
見た目こそほとんど変わりませんが、
処理速度や容量は自転車とジャンボジェット機ほどの違いがあります。
コンビニでの商品の寿命は3週間とも言われています。
さて、現在の御社はどうでしょうか?
創業時とは言わないまでも十年前と同じ努力の仕方をしていないでしょうか。
商品や経営の仕方が今の時代とマッチしているのでしょうか
努力している本人には「当事者だからこそ」見えない部分もあります。
我々コンサルタントは、業務改善や売上の手法をアドバイスする専門家です。
気軽にご相談いただいたいと思っていますが、
創業者社長は特に自らの手腕で会社を大きくしてきた経験があるので、
「外部の人に何が判るか」と思う方もいらっしゃるでしょう。
また、コンサルタントに依頼する事は「よほどの事」と考えられている方が多いですし、
「あそこの会社は危ないと風評が立つのでは」と心配される方もいる様です。
体の具合が悪くなった場合には医者に診てもらいますが、
どの程度まで悪くなったら病院に行くでしょうか。
早期発見早期治療が健康のもとです。
人間ドックのように具合が悪くなる前に病院に行く事もあります。
最近では、禁煙が医療として認められた様に、
予防治療も重要と認識されています。
法人に対するコンサルティングも同じ様に考えていただきたいと思います。
対処が早ければ早い程、いろいろな手段を打つことが可能です。
逆に痛手が大きくなればなる程、内科的手法から外科的手法に移っていきます。
最近どうも売上が伸びない、社員に元気がないなどの事でも
ご協力させていただければと思います。
どなたか相談できる専門の方はいますでしょうか。
ある調査では、相談しやすい相手として約6割の方が税理士を上げました。
経理や決算の関係で税理士の先生にお世話になっていて、
御社の財務状況もよく知っているのがその理由でしょう。
確かに税理士の先生は、会計に強く、他の会社の事例もよくご存知です。
しかし、税理士は会計や税務の専門家であるため、
どちらかと言うと財務面や節税面でのアドバイスが中心とになってしまうことが多いようです。
事業面の支援や会社の仕組みの抜本的な改革という事では、
我々の中小企業診断士が専門性が高いと自負しています。
一度、課題が小さいうちに、また、もっと成長するために、
我々経営改革の専門家に相談されてはいかがでしょうか。
港区の制度では、中小企業に対する経営相談の支援をしており、
NPOみなと経営支援協会ではそのお手伝いをしています。
申込み窓口:港区役所 産業振興課
参考:http://www.minato-ala.net/guide/shien_c/shien_c06.html
これからも大切にしたい事業・会社だからこそ、
健康診断の気持ちで、経営相談をしてみませんか。
NPOみなと経営支援協会 松 崎 邦 彦
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